音楽の始め方28 -ボーカル練習法③-

どうも繚華です(・ω・)ノ

前回まで、フルブーストで歌える環境Aと、それなりに声が出せる環境Bでの練習法についてお話してきました!

今回はこのシリーズのラストを飾る環境Cでの練習法についてです☆

環境C

ほぼほぼ声が出せない時の練習法ですが…

まずは呼吸を意識するようにしましょう(o´∀`o)

呼吸を意識するといってもなかなか範囲が広すぎてわからないかと思いますが、もしわからなければ環境Aでやったカエルの練習の音を出さないバージョンで空気の流れだけをやるようにしてください(・ω・)b

どうしてこう何回もこっぴどく呼吸の話ばかりするかというと…

一般人のように喉で歌ってる歌い方と、いわゆる腹式呼吸で歌ってる歌い方とでは、音程の取り方が全然違うのです

もし仮に喉で歌う場合に音程を取れるようになっていたとしても、腹式呼吸で同じ音程が取れるかというとNOです(;・∀・)

ひどい言い方すると、喉で歌ってる人は歌ってる気になってるだけなんです(((゜д゜;)))

喉でしか歌えない状態でどんなに上手くなったとしても、腹式呼吸に切り替える段階ですべて無駄になりますので、だったら最初から喉で上手くなろうとはせずに腹式呼吸をマスターした方が圧倒的に近道だということなんです!

簡単にいうと、ガラケーをどれだけ使いこなせるようになっても、スマホに替えたら途端に無力になるのと似てます←個人的感想

そんなわけで、とにもかくにもまずは呼吸をマスターする練習をしていただいて、それを日々録音してブラッシュアップして行くというのが一番の近道です!

腹式呼吸がまだわからないよーっていう人は八百屋さんが「いらっしゃい、いらっしゃーい」って叫んでるように、遠くにいる人に問いかけるように声を出してみると良いかと思います☆

不思議と大きな声が出ます!

つまり、この空気の流れでセリフではなく歌に乗せるという作業が必要になって来るわけで…

最初のうちは結構身体が痛くなりますので覚悟してかかって下さい。笑

ちなみに僕の腹式呼吸が一番成長したと思えた練習法は、路上ライブをやることが圧倒的でした(・ω・)b

路上ってマイクを使えば話は違うんですが、僕の場合はアコギ一本と生声で勝負していたのですが…

生声の場合、普通の人はアコギの音にまず声が負けます

そして、アコギに勝ったとしても周りの空気と雑音に声が吸収されて5メートル先の人まで声が届きません(;・∀・)

なので、どうやったら声が届いて、立ち止まって聴いてもらえるのか?を追求して行った結果、自然と腹式呼吸ができるようになってそんじゃそこらの人には負けないくらい化け物みたいな声量を手に入れました!

ちなみに、声量があったってマイクがあったら意味ないじゃんっ!

と、思ってるそこのアナタっ!

実は声量がないと、マイクのボリュームを上げようとPA(音響さん)の方でいじるとハウリングを起こしてライブどころじゃなくなってしまいます(/_;)

なので、ボーカリストにとって声量は絶対あった方が良いし、やっぱり声量がある人とない人では表現の幅も変わりますし、周りからの印象も変わります!

貧弱なバッターが一生懸命バットを振って当たった球がポテンとその辺に落ちる場合と、バントをしてその辺に落ちる場合は大差ないですが…

ホームランバッターが強打で場外越えのホームランを打つのと、意表ついてバントをしてその辺に落ちる場合とのギャップは恐ろしいものです

絶対に遠くに飛んでくるだろうとみんな後ろにさがって構えてるのにバントなんかされたらフォーメーション総崩れです。笑

人間ってギャップが大きいほど感動する生き物なので、まずはしっかりとした呼吸法を身につけて、自分の表現の幅を広げるための基礎を確立することをオススメします!

誰誰みたいな歌い方したーい

こんなテクニックやってみたーい

とかっていうのは後回しにしないと変な癖がついて後々苦しくなるのは自分なんですよね(´・ω・`)

もちろん、モチベーションを保つためにそういう心情っていうのは大切にしなきゃいけないっていうのはわかってはいるんですけど、そっちを優先して挫折して行った人を何十人も見てきたので僕はオススメできません…

アマチュアで自己満足で良いんですっていう人でしたらそこまで要求はしませんが、少なくともプロにならずともプロレベルで周りから見てもらいたいっていう人にはオススメできません。汗

細かい話…

ビブラートのかけ方とか、表現技法の話とかは皆さんがそれなりに成長して来たタイミングでまたお話して行けたらと思いますので、その時までに呼吸法をしっかりと身につけていただけたらと思います☆

でわ、また明日(・ω・)ノ

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