音楽の始め方68 -ライブのノリを考えた作詞作曲-

どうも繚華です(・ω・)ノ

 

前回は作詞の基本的な考え方とか言ってかなりディープに話してしまいましたが…笑

本日は、ただ名曲だけを作るのではなくて、ライブのノリを狙って曲を作るという方法をお伝えしたいと思います☆

 

①ライブのノリとは?

アコースティックがメインなユニットやバンドでしたら特にこの発想は必要ないのですが、ライブでお客さんをノリノリにさせて暴れてしまええええええっていうことを考えた場合、普通に作詞作曲していただけではその現象を作り出すのは困難なのが現実です(´・ω・`)

ではどうしたら良いのか?

まず、自分と同じジャンルの他のバンドのライブを見て研究して見て下さい!

特に売れてるメジャーバンドではなくて、自分のバンドとさほど差のないくらいのマイナーバンドにヒントが隠されています(・ω・)b

 

正直、メジャーなバンドのお客さんは黙っていても勝手にノリノリになって勝手に騒ぎ出します(;・∀・)

しかし、マイナーなバンドやユニットではお客さんをそんな状態に持って行くのは至難の業なのがですlω・´)

 

でわ、どうしたら良いか?

僕のやっているV系を例に挙げると次のようになります

 

手拍子

ジャンプ

ヘドバン

逆ダイ

折りたたみ

モッシュ

コロダイ

手扇子

咲き

 

この様に色々とノリ方があります!

業界では煽り曲なんて言われたりもします☆

でわ、ひとつずつ見てみましょう(o´∀`o)

 

①手拍子

これは至ってシンプルなノリ方です!

どんなジャンルにもあるのですが、やはりそこそこのテンポがある曲ではないと手拍子しづらいですので、手拍子をしてもらうのを狙うのであれば基本的にミドルテンポからハイテンポの曲を作りましょう(・ω・)b

ローテンポでもクィーンのウィーウィルロックユーみたいに手拍子をしたくなる曲は作れますので、メンバーと相談してライブでどういうノリを提供するべきか?そこを固めてから取り掛かると良いでしょう☆

 

②ジャンプ

ジャンプをしてもらうには休符をうまく使いましょう!

ずっと音が一定のリズムで鳴っているとジャンプするのは難しいですが、表拍を休符にして裏拍でドーンと音を出すとジャンプしたくなる人は多いものです(・ω・)b

 

③ヘドバン

これはV系やロック・メタル系の定番ですが…

正式名称は恐らくヘッドバンキングですかねえ(;・∀・)

基本的には頭を上下に振ってノリまくるってヤツですが…

ヘドバンにも縦ヘドバンと横ヘドバンや8の字ヘドバン等、色々と種類があったりします。汗

縦は上下ですが、横は左右、8の字は8を横に倒した形…どちらかというと∞なのですが。笑

右上から左下に頭を振ったと思ったらその逆をやって戻って行くというような…

そんなヘドバンです!

ちなみに8の字は首への負担が少ない上に、髪の毛の長い人がやるとアートかと思うほど綺麗に見えるのでロック系の方は習得しておくことをオススメします(o´∀`o)

ちなみに基本的にヘドバンを誘発したい場合はハイテンポな曲が良いでしょう☆

 

④逆ダイ

これもロック系特有のノリ方で、アーティストがステージから客席にダイブすることはまあまあよくありますが、この逆ダイはまさにその逆で、お客さんがステージに向かってダイブするという行為です!
ちなみにお客さんの中では色々とマナーがあるらしく、最前列の人は柵にのって上半身をステージに乗り出し、後ろから飛んで来る人のためにザブトン(ショック吸収役)になるという風習があったりします(;・∀・)

後ろから飛ぶ人もザブトン役の人が痛くならないように背面ダイブ(ジャンプしながらクルっと回って背中から飛び込む)をするという礼儀もあるみたいです( ゜Д゜)☆

このノリを作るためにはジャンプの時と同様に休符をうまく使ってボーカルが「飛んで来いっ!」とか言うとやってくれる確率が上がります(・ω・)b

 

⑤折りたたみ

これは近年流行って来たノリ方で、ローテンポの重低音をきかせた曲でお辞儀をするように上半身を直角に曲げるような感じのヤツです!

特にラウド系で多く見られるノリ方ですが、このノリを誘発したい場合はローテンポでなおかつ重低音が重要で、ノーマルチューニングであればEmのような最低音を使ったり、7弦ギターや5弦ベース等の通常よりも低い音を出せる楽器を使用する必要があります(・ω・)b

 

⑥拳

これも近年流行って来たノリ方ですが、折りたたみの曲はローテンポだったのに対して、ミドル~ハイテンポで見られるノリ方です!

もしこのノリ方を誘発したいのであれば、ボーカルが拳を上に掲げて「オ”イっ!オ”イっ!」と叫ぶのが手っ取り早いです(;・∀・)

もしテクニック的にできるのであればシャウトをするとより誘発率は高まります(・ω・)b

 

モッシュ

こちらもロック系やフェス等で多く見られるノリ方です!

リズムに合わせて連続ジャンプをするのですが、場合によっては左右に移動しながらやったり、カオスに周りとぶつかり合ったりと種類も様々です(・ω・`)

僕はサマソニで最前近くまで突っ込んだ時に周りに本気で殺されそうになりました(;・∀・)

それくらいモッシュをやってる人は死ぬ気で楽しんでるので楽しみ切れればこれ以上ない満足感を得られるのではないでしょうか?

モッシュを誘発したい場合はミドルハイのテンプで裏拍を強調するような曲を作ると良いでしょう(・ω・)b

 

⑧コロダイ

こちらもフェス等で良く見かけますが…

モッシュをやってる中で、そのお客さんたちの上にのってコロコロと転がってる人がソレです。笑

一歩間違うと落下して大怪我につながりますので自分でやる時は相当な覚悟が必要ですが、みんなに胴上げされてるような気持ちになれるので死ぬほど楽しいかと思いますヾ(*´∀`*)ノ

これを演者側から誘発するのは難しいのですが、モッシュの曲で盛り上がって感極まったファンが勝手に始めてくれます(;・∀・)

 

手扇子

こちらはV系特有のノリ方です!

両手を扇子に見立ててゆらゆらと仰ぐように横8の字を描くように動かすノリ方です(´・ω・`)

バラード系やメロ系の静か目の曲をやってると発生する現象なので、こちらから意図的に誘発させるようなノリ方ではないですが、そういうノリ方も存在します(・ω・)b

 

⑩咲き

これは完全にV系でしかないノリ方であり、すでに廃れていてやっている人は皆無なレベルですが…

一応紹介しておきます!

もともとは「私を抱いてー!」って意味で両手を広げてアピールする行為だったみたいですが、次第にそれがノリ方のひとつとして昇華されて、僕なんかもライブで「咲けぇー!!」って言ったらファンの子たちは両手を広げて応えてくれる時期がありました☆

今、咲けって言っても咲いてくれる人はあまりいないでしょうが、一応ノリ方の歴史としてそんな時代もありましたっていうくらいでとらえておいてもらえるとよろしいかと思います(;・∀・)

 

というわけで、ノリ方にも色々ありますが…

例えばジャンプとか逆ダイとかを誘発したいのであれば歌詞に「飛べ飛べ飛べ飛べ」とかあると確率がグンと上がりますので、詞と曲をひっくるめて誘発して行くとライブバンドやライブユニットとしての方向性がお客さんにも伝わって来ますし、ノリやすくなりますので曲だけではなく詞も絡めてライブでは一体どんな感じになるのだろう?そんなことを考えながら作品を作って行くと創作活動も変わって行くのではないでしょうか?

 

ライブを想定して曲を作れるようになると初心者から中級者にレベルチェンジができるかと思います!

商売なんかもそうですが、自己満足から顧客満足度を意識する段階に変わると周りからの見え方も変わって来るものです(*´∀`)

 

でわ、また明日(・ω・)ノ

  

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