どうも繚華です(・ω・)ノ
このシリーズもいよいよ大詰めです!
僕的にはもうかなりの方面でお話して来たので、100回を目途に一旦このシリーズは終了して、歌ってみたなんかは不定期で続けつつ、違うシリーズを始めようかと思っています(・ω・)b
そんな中で今回は同期の作り方です☆
同期って何?
バンド業界では当たり前のように使ってるこの同期という単語…
これは自分たちの演奏と、予め用意したシンセや効果音等の補足音源を、リズム同期されたジャストなタイミングで流すことで、メンバーが奏でる音だけでは表現できない世界観を表現できてしまうという壮大な仕掛けのことです!
同期にはどんな種類がある?
音のパターンとしては…
メンバーにドラムが不在のため同期の中にドラムも組み込んでしまう方法
これを仮にドラム不在型と呼びましょう!
メンバーにドラムがいるため同期の中にドラムを組み込まない方法
これを仮にドラム実在型と呼びましょう!
ドラム不在型
こちらは非常に簡単です!
いつも通り音源を作って、その上で自分らが生で演奏するパートの音を消した状態の同期音源をひとつ作るだけでオッケーです(・ω・)b
あとはお好きな媒体で同期音源を流して、それに合わせて演奏するだけです☆
ちなみにプレーヤーを自分たちの近くに置いて、自分たちでON/OFFするパターンと、PAさんに頼んでON/OFFしてもらうパターンのふたつのパターンが選べます(・ω・`)
ドラムがいない方が準備が楽ですが、やはり生ドラムがないと迫力に欠けるのが難点です(;・∀・)
ドラム実在型
こちらは非常に準備に時間がかかるし、機材も必要になって来ます。汗
まず同期音源をふたつ用意します!
ひとつは自分らが生で演奏するパートを消した状態のクリック無し同期音源
ひとつは自分らが生で演奏するパートを消した上でクリック音をプラスした状態のクリック有り同期音源
そしてクリック無し同期音源をPAさんの方へ送って、クリック有り同期音源をドラムのヘッドフォンorイヤフォンに送ります(・ω・)b
こうすることで、お客さんにはクリック無し同期音源が流れながらも、ドラムはクリック有り同期音源を聴きながら叩けるので同期とリズムを共有してズレることなく演奏でき、それらに合わせて他のパートも演奏するというわけです☆
しかしこのドラム実在型を実現するためには、DAWまたはミキサー機能の入ったPCか、MTRのどちらかが必要となるのです(((゜д゜;)))
DAWまたはミキサー機能の入ったPC
プロツールスやキューベース等のDAWソフトが入ったPCであれば簡単に音源の編集をしながら同期音源の制作もできますが、もしPCでやるのであればMacをオススメします!
どうしてかというと…
Windowsでやると、裏で色々なタスクが動きまくっているので、それらのタスクとぶつかった時に同期音源が途中で止まってしまうというトラブルが起きやすいのです(il´Д`)ノ
それに比べ、Macは必要最低限のタスクしか回っていませんし、できるだけPCを軽い状態に保つために非常にシンプルな方向にデザインされています!
iPhoneはサクサクだけど、Androidはちょっとカクカクするイメージと似てます(・ω・)b
ただし、PC同期は止まるかもしれないリスクが非常に高いので僕はオススメしません…
僕もPC同期を使ってる時期がありましたが、謎のトラブルが頻発してライブを台無しにしてしまったことが何回もありますので、次にご紹介するMTRを利用した方法を選べるのであれば断然そちらをオススメします!
やはり自分らの利便性よりも、いかに安定した良いライブを実現し、それを保てるか?
僕はこちらの方がプロ意識が高く、お客さんの気持ちを考えたアーティストだと思うからですo(・ω・´o)
MTR
今回、むしろこれを紹介するためにブログを書いていると言っても過言ではないくらい安定していて、それほどコストもかからずに実現できてしまう画期的かつ古典的な方法です!
やることはPCとほとんど変わらないのですが…
昔は、テープやMDやCD-Rと言った旧媒体でしか録音できなかったのですが、現代ではPCと同じくデータでのやり取りが可能ですので、PCで作り込んだデータをMTRに送っての準備も比較的簡単です☆
そんな中、小さくて軽くて持ち運びにとっても向いていて、さらに壊れにくくドラムに送る同期音源とクリックをバラバラに調整できる優れものなのに価格が安いっていう神がかった商品がありますのでご紹介致します(・ω・)b
ちなみに僕も現役で使ってるものなので、まだ機材がないって方にはオススメです!
しかもインターフェースとしても使えてしまいます(;・∀・)
というわけで、ここまで同期の作り方についてお話して来ましたがいかがだったでしょうか?
同期があるとサウンドは一気にプロ感を増すので最近では使ってないグループの方が少ないくらいですが、こんな時代だからこそ逆に生演奏だけでグルーヴが出てるのもカッコイイなって思える…
つまり自分らしさっていうのが表現できる良い時代になったと思います(o´∀`o)
でわ、また明日(・ω・)ノ