音楽の始め方92 -主催イベントのやり方-

どうも繚華です(・ω・)ノ

 

前回は同期音源の作り方についてお話して来ましたが…

今回は主催イベントのやり方!

もうここまで来ると音楽の始め方っていうよりも中級者や上級者編になってしまいますが(;・∀・)

 

①イベント収支・ノルマ設定

まず、そもそもイベントを開くことでどれくらいのお金がかかり、どのくらいのお金が入って来て、最終的な収支はどうなるのか?

この辺の計画を立てずにやると大きな借金を抱えることになりますので慎重にやりましょう!

 

出て行くお金

会場代(ライブハウスまたは貸ホール等)

機材費(音響・照明等)

人件費(受付・ホール等のスタッフ)

宣伝費(チケット・フライヤー等)

バック(たくさんお客さんを呼んでくれたバンドへのお返し)

 

入って来るお金

チケット代

チケットノルマ

物販売上

 

と、色々ありますが…

小さい規模のイベントの場合、それぞれのバンドにチケットノルマなるものを課されます!

例えばチケット3000円で、ノルマ10枚のイベントの場合、バンドさんが5人呼んだとしたら残り5人分のチケット代をイベント主催者に支払うという仕組みです。

つまり、お客さんを呼んで呼ばなくても最低限のお金が入って来る仕組みです(・ω・)b

↑の場合で行くと、バンドさんは15000円支払いますが、主催者に入って来るお金は30000円で固定なのです!

ただし、ノルマをかけている分、多く呼んだバンドさんにはバックを出す場合がほとんです。

例えばノルマ10枚、11枚目以降は50%バックなど

そうすることによって人気のあるバンドさんは自分らにも出演費としてバックが入って来るため、躊躇なくお客さんを呼べるわけです☆

 

ライブハウスでやる場合は、会場代・機材費・人件費がセットで借りられます!

会場代で15万かかって、チケットやフライヤーに5万かけるとすると20万

最低限でも20万稼がないと赤字になってしまいますので、↑の例でやると…

1バンドからノルマ10枚×3000円

30000円が得られる

8バンド出演のイベントにすると、自分らを差し引いて7バンドから30000円が得られるので、7×30000=21万円ゲット☆

というわけで、自分らがまったくお客さんを呼べなかったとしても1万円の儲けはあるわけです(o´∀`o)

 

この様に、予めノルマやチケットの設定をうまくやっておけば、お客さんが0人でもトータルで儲かる仕組みを作ることができます!

この仕組みを利用して商売をしているのがイベンターと呼ばれる方々なのです(・ω・)b

 

②箱をおさえる

ライブハウスや貸ホール等の会場を予約します!

ライブハウスであれば、あらゆる人や物がセットですので問題ないのですが、自分たちの手作りで公民館みたいなところを貸し切ってやる場合は照明やら音響やらの設備を全部自分たちで買ったりレンタルしたりしなければいけないので大変です。汗

恐らく、ライブハウスでやる方がトータルコストも安くてクォリティーの高いものをやれると思いますので、アコースティック形式のコンサートみたいなものでない限りはライブハウスでやることをオススメします(・ω・`)

ちなみにライブハウスの貸し切りは地域や立地や設備や大きさによっても違いますが、都内の150人クラスのライブハウスで一番安くて10万を切るところがいくつかある程度で、平均で15万、高いところだと20万といったくらいはかかります(;・∀・)

 

③バンドを集める

これがなかなか大変なのですが…

主催イベントを開きたいのであれば、ライブ当日は友達作りに励みましょう!

横の繋がりを増やしに増やしまくっておかないとバンドが集まらなくて大変な想いをします…

先に他のバンドさんの主催イベントに出演して、その時に自分らがやる時は協力して欲しい旨を伝えておくと話がスムーズに進みやすいです(・ω・)b

 

④チケットを作製

最近では物理的な紙のチケットを作ることは減ってはしまいましたが…

手作りライブをやる場合はこれが必要となってきますので、パソコンとプリンターを駆使して用意するか、プリントパック等できちんとしたものを作ってもらいましょう!

ちなみに最近では、チケットぴあ等の業者さんを利用するパターンが多いです(・ω・`)

この辺は会場のライブハウスに相談してみましょう(・ω・)b

 

⑤告知する

そして、バンドが集まったら次は告知です!

きちんとやりたい場合は情報解禁日を最初から決めておいて、それを他のバンドさんに周知しておきましょう☆

インターネットやSNSを利用して告知するのも当然ですが、アナログで行きたい人はプリントパック等に頼んでフライヤーを作製してライブの度に折り込んでもらったり、会場となるライブハウスに置かせてもらったり、人気バンドのライブが終わる頃を見計らってビラ配りに行ったりするのもオススメです(・ω・)b

ちなみに他のバンドさんからも画像提供していただき、フライヤーに出演バンドをズラーっと並べるのもなかなか勢いが出てよろしいかと☆

 

⑥タイムテーブルの作成

前にもお話しましたが…

ライブの流れ

忘れてしまった人は↑をクリックして読み返してみて下さい!

そこにも書いてますが、まず順リハ進行で行くのか、逆リハ進行で行くのかを決めてタイムテーブルを作成して行きます☆

転換時間を短くすれば多少バンド数を詰め込むことはできますが、トラブルがあると押してしまう危険性が多いので15分取っておいた方が無難だと思います(・ω・)b

タイムテーブルが出来たら、会場のライブハウスと相談し、オッケーが出るまで練って行きます!

 

⑦ライブ当日の役割分担

これはしっかりと決めておきましょう!

 

ライブ進行役

全バンド揃ってのミーティングの際に司会をし、そのままリハーサルの進行を管理して次のバンドさんに声がけしたり転換のお手伝いをしたりする一番重要な役

各バンドがバラバラの入り時間の場合はそれぞれのバンドさんのところへ行き挨拶まわりをしましょう☆

  

搬入搬出役

バンドさんが到着したら荷物の搬入のお手伝いをし、ライブが終わったバンドさんの搬出のお手伝いもしましょう!

自分の出番間近はできませんが、極力出演して下さるバンドさんのために動きましょう☆

 

精算役

ライブが終わったバンドさんのお金の精算をする役

こちらはお金に関わることなので計算に強くて悪いことをしない人を配備しましょう!

 

というわけで、主催イベントをやるまでの色々なことをお話して来ましたがいかがだったでしょうか?

正直、最初は大変かと思いますが、一度やるとそれなりに出来るようになりますので、ある程度の動員がついたら仲間をたくさん作って怖がらずにやってみましょう(o´∀`o)

 

でわ、また明日(・ω・)ノ

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