どうも繚華です(・ω・)ノ
前回は音源流通について見て来ましたが、今回はライブにおける中音、つまり演奏してる側の音の作り方について話して行きたいと思います!
①ボリュームは上げ過ぎない
スタジオ練習でもそうですが、中音の作り方でも最重要なのが、ボリュームを上げないことです!
よく弦楽器の人がやってしまうのが、自分が弾いてて気持ち良いからと言ってボリュームを上げまくることです(´・ω・`)
これをやるとどうなるでしょう?
ギターやベースはボリュームのツマミを上げれば音量が一気に上がります…
しかーっし!!
ボーカルやドラムは生音をマイクで拾ってそれを増幅させるため、大きくして行くとあるラインを超えるとハウリングを起こします(;・∀・)
カラオケとかでたまに聴くキーンっていう耳が痛い音ですlω・´)
特に初心者のボーカルやドラムは生音自体の音量を大きくできないので、さらにハウリング率が高まります(il´Д`)ノ
②楽器間のバランス調整を行う
まず、何もモニターから返せない初期段階で、グループの中心であるボーカル(または音がわかる人)が全体の生音のバランスを聴いて弦楽器のボリューム調節をお願いして回るのがベストです(・ω・)b
基本的にはドラムの生音とギターやベースが同じくらい聴こえるくらいを目指しましょう☆
そうすれば、中はモニターで何も返さなくてもスタジオ練習のようにとりあえずできるはずです!
③モニター調整
次にリハーサルで1曲演奏してみた上で、どうしても足りないものや、曲のキッカケ等で必要な音だけをPAさんにお願いして返してもらうようにしましょう(o´∀`o)
中音は足し算ではなく、引き算で、できるだけすべての楽器が聴き取りやすい状況を作りましょう(・ω・)b
④スイッチング対策
左右のポジションをチェンジするような場合には、予め移動した先のモニターに自分を音を少しだけ返してもらうようにしましょう!
実際問題、ライブ中にまったく自分の返しがない場所へ行くと、本当に何を弾いてるのかわからなくなりパフォーマンスしてる心の余裕すらなくなります(;・∀・)
ですから、スイッチング対策として逆サイドのモニターに少しでも返してもらうのは得策です(・ω・)b
⑤中音が完成したら外音を
リハーサルの1曲目で中音を固めたら、2曲目で外音を聴いてPAさんに要望を出します!
ただし、シールドで繋がった状態の弦楽器隊ではかなり確認しづらいので、外音担当の人はできるだけワイヤレスシステムを使うことをオススメします(o´∀`o)
昔はワイヤレスシステムを本気で組むと20万とかかかりましたが、今は2万もあればできるような時代になりましたのでパフォーマンスの向上のためにもワイヤレスシステムを導入しましょう(・ω・)b
というわけで、中音の作り方、はたまた外音の作り方までお話して来ましたがいかがだったでしょうか?
中音がカオスだとライブ自体もカオスになりがちなので、中音をスッキリ聴き取りやすい環境にすることが非常に重要です☆
実際に上手なバンドさんの中音は至ってシンプルでヘタすると静かなくらいです(;・∀・)
でわ、また明日(・ω・)ノ